
健康経営の新テーマはズバリ「睡眠」!企業が今できる対策とは?
こんにちは!ES-健康経営の森下柚希です。
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さて、今回のテーマは「健康経営で注目が高まる睡眠対策」です。
健康経営優良法人2027の申請を終えて、ひと息ついている担当者の方も多いのではないでしょうか?
実は今年度の健康経営度調査では、「睡眠の質向上に向けた取組」という設問が新しく独立して登場していました。
寒さが増して朝起きるのがつらくなるこれからの季節は、生活リズムが乱れやすい時期でもありますよね。
今回は、なぜ今「睡眠」が改めて注目されているのか、そして企業として何ができるのかを、一緒に考えていきましょう!
健康経営にいま「睡眠」が新しく加わった理由とは?

健康経営と睡眠の関係が大きく取り上げられるきっかけのひとつになったのが、2026年7月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2026」です。
この中で「睡眠対策を含む健康経営の推進」が明記され、国としても睡眠を健康経営の大切なテーマとして位置づけたことが分かりますよね。
経済産業省の資料では、睡眠は健康を支える最も重要な要素の一つとされ、睡眠不足による業務パフォーマンスの低下や心の健康への影響についても研究が進んでいると紹介されています。
さらに2026年3月には、睡眠に関連する2つの業界団体が連名で、睡眠関連の商品やサービスに関する業界自主ガイドラインを公表しました。
2026年6月からは医療機関が「睡眠障害」を診療科名として使えるようになり、受診のハードルが下がることも期待されています。
こうした流れを受けて、令和8年度の健康経営度調査(大規模法人部門)では、これまで「生産性低下防止への施策」の一部だった睡眠が、「睡眠の質向上に向けた取組」という独立した設問として登場したのです。
また、優れた取り組みをテーマ別に選んで公表する「テーマ別ベストプラクティス」にも、女性の健康や仕事と介護の両立などと並んで「睡眠の質向上に向けた取組」が加わっています。
大規模法人部門だけでなく中小規模法人部門も選定の対象になる仕組みなので、企業の規模を問わず押さえておきたいポイントですよ!
骨太の方針2026で同じく取り上げられた「ライフデザイン経営」については、こちらの記事もチェック!
「話題の「ライフデザイン経営」を健康経営目線で徹底解説!」
https://kenkokeiei-es-kitchen.net/lifedesign-kenkokei/
睡眠不足は仕事にどこまで影響をもたらすのか?

では、睡眠不足は職場にとっては具体的にどんな影響をもたらすのでしょうか?
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人は6時間以上の睡眠時間を確保することが目安として示されています。
一方で、仕事や家事に趣味やスキルアップなど、忙しい生活を送っている現代人は、知らず知らずのうちに慢性的な睡眠不足になりやすいとも注意が呼びかけられています。
遅くまでスマホを見ていて寝不足の日は朝から頭がぼんやりして、仕事に集中しにくいと感じた経験がある方も多いのではないでしょうか?
特に交替制の勤務は体内時計の不調を招きやすいとされていて、夜勤やシフト勤務がある職場では、仮眠のとり方や光の浴び方を工夫することがすすめられています。
睡眠の悩みは個人の問題として見過ごされがちですが、従業員の業務パフォーマンスや心の健康にもかかわる大切なテーマです。
だからこそ、企業として今改めて「睡眠」にしっかりと向き合うことが、健康経営の取り組みとして評価されるようになってきたのかもしれませんね。
他の企業はどこまで取り組んでいる?睡眠対策の実施状況

では実際に、企業ではどんな睡眠対策をしているのでしょうか?
経済産業省が令和7年度の健康経営度調査(大規模法人部門)を集計したデータによると、睡眠障害や業務中の眠気による生産性の低下を防ぐ取り組みとして、次のようなものが行われていたそうです。
・仮眠室の設置(60.8%)
・睡眠関連指導の導入(47.1%)
・睡眠改善アプリの導入(39.6%)
・睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査の実施(18.9%)
・仮眠制度の導入(5.1%)
仮眠室の設置が6割を超えている一方で、仮眠制度まで整えている企業はまだ少ないことが分かりますね。
令和8年度の調査では選択肢がさらに広がり、睡眠改善や休憩取得を促すアプリの利用、睡眠改善を目的としたウェアラブルデバイスの配布、産業医や保健師などによる睡眠関連指導といった項目が並んでいます。
とはいえ、大規模法人の取り組みをそのまま真似するのは、なかなか難しいですよね。
仮眠室をつくるスペースがない、専門家を呼ぶ予算がないという企業様もいらっしゃるかもしれません。
まずは研修や社内報で睡眠の大切さを伝えたり、健康診断の問診結果から「睡眠で休養が十分とれている人」の割合を確認したりと、今ある仕組みを生かすところから始めてみるのがおすすめです♪
取り組みの内容や結果を記録しておけば、次回の申請書を書くときにも役立ちます!
見落としがち?「朝ごはん」で生活リズムを整える職場の工夫

睡眠対策というと、夜の過ごし方ばかりに目が向きがちではないでしょうか。
厚生労働省の睡眠ガイドでは、朝食を欠かさず三度の食事を規則正しくとることや、就寝直前の夕食や夜食を控えることがすすめられています。
そして朝の食事は、夜の眠りにつながる生活リズムを整える土台のひとつなんです!
ただ、朝は時間がなくて、つい食事を抜いてしまうという方も少なくありません。
特に朝早くから現場に入る職場や、通勤時間が長い従業員の方にとっては、朝ごはんの時間を確保すること自体がなかなか現実的には難しい場合もありますよね。
そこで注目したいのが、「職場で朝ごはん」を手軽にとれる環境づくりです!
ESキッチンを導入いただいている現場作業が中心の企業様では、朝に手軽に栄養バランスのよいものを食べてほしいという思いから、自販機に「朝のエネルギーチャージに!」というメッセージを入れることになりました。
体を動かす現場だからこそ、朝の食事の大切さを日々実感されていたのかもしれません。
ESキッチンでは導入先に合わせてメニューのバランスを調整できるので、パンを多めにして朝の時間に食べやすくするといった工夫もできます♪
毎月のラインナップには、スムージーなど片手でサッととれるメニューもそろっています。
10月の展示会でも、「朝のちょっとした時間にサクッと食べられると、食べない日よりもシャキッとできる!」というお声もたくさんありました。
省スペースでスタートできて、大がかりな厨房設備や調理スタッフの確保が不要なので、中小企業様でも取り入れやすいのが特長です。
まずは気軽に試してみたいという企業様は、お得なお試しキャンペーンをぜひチェックしてみてください!
https://es-kitchen.biz/trial
健康経営の一環として今から「睡眠対策」を意識してみよう!

睡眠対策は企業にとって健康経営の土台をつくる取り組みです。
睡眠は、従業員一人ひとりの心身の健康や仕事のパフォーマンスを支える毎日の小さな積み重ねになるのです。
国の方針や健康経営度調査に睡眠が明記されたことで、これからは企業としての取り組みがますます注目されていきます。
とはいえ、いきなり大きな制度をつくる必要はありません。
睡眠について知る機会をつくることや、朝ごはんをとりやすい環境を整えることなど、身近なところから始められることはたくさんあります。
小さな取り組みでも、続けていくことで従業員の意識が少しずつ変わり、職場全体の健康づくりにつながっていきます。
健康経営優良法人2027の結果を待つこの時期に、次の申請に向けて自社の睡眠対策を見直してみてください!
【参考】
内閣府「経済財政運営と改革の基本方針2026」
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2026/decision0721.html
経済産業省「健康経営」
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html
健康経営優良法人認定事務局「ACTION!健康経営」
https://kenko-keiei.jp/
厚生労働省「睡眠対策」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html
