健康経営アドバイザーとは

健康経営アドバイザーとは、経済産業省から委託され東京商工会議所が2016年から運営している研修プログラム(資格)になります。

アドバイザーの必要性

従業員が50人以上の企業には法令で「産業医」の設置義務が生じます。
産業医とは、医師の国家試験に合格していることが条件で取得できるもので、専門的立場から健康経営の具体的な施策実地を行っています。
一方、従業員が50人未満の企業は産業医の設置は義務付けられておらず、健康経営についての取り組みに対して遅れをとっている傾向があります。

健康経営アドバイザーは、そういった小規模企業に対しても健康経営に関するアドバイスを行い、従業員の心身の健康を向上させることによって会社全体の利益アップをサポートしていく役割を果たしています。

認定までの受講方法

①東京商工会議所のホームページから受験者登録をする
②ホームページ上で申し込みと支払いをする
③支払い完了から約1週間で教材が送られ、ネット動画での受講を開始する
④全て受講後、指定の日程内でネット受験をする
⑤合格だった場合にはダウンロードにて認定証の授与

このように、健康経営アドバイザーの資格取得は全てネットで完結できるものとなっています。
受講料金は2020年現在税込み8,800円、認定期間は認定年月日より2年間となっており、更新には再受講が必要となります。
認定者は「健康経営アドバイザー」として名刺等に記載することができます。

アドバイザーの具体的な業務内容

健康経営アドバイザーが行う具体的な業務内容は、企業に対して健康経営の必要性について説明をしたうえで「健康経営ヒアリングシート」に沿って話をお伺いし「健康経営診断報告書」を作成します。
報告書を元にそれぞれの課題を見つけ、アドバイスをしていきます。
実施計画を立てたうえで参考となる事例や施策、また必要な場合には専門機関の紹介をし、アドバイザーとして実践的フォローをしていきます。

今回ご説明した健康経営アドバイザーは初級の資格であり、上級になると健康経営エキスパートアドバイザー研修というものも行われています。
こちらはより専門的な資格となり、条件として医療機関や人事労務に関する実務経験が必要になります。

健康経営アドバイザーは、その中でも健康経営を知らない企業に対して、その必要性や実地へのきっかけを作る第一歩の支援者として重要な役割を担っています。


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